白馬山・護摩壇山

白馬山
白馬山

【日 時】2013年12月03日(火)
【天 候】
【山 名】白馬山(957m)・護摩壇山(1372m)
【山 域】和歌山
【ルート】 (12:35)登山口--(13:30)白馬山--(13:55)白馬山北峰--(15:00)登山口==
(16:05)護摩壇山駐車場--(16:20)護摩壇山--(16:40)護摩壇山駐車場
【所要時間】2時間25分・35分
【メンバー 】二人


白馬山登山口までは遠路遥々。前日までどう行くか思案をしてきた。朝の渋滞を避け移動は明るい時間の行動とした。宿泊覚悟の準備と食料を作っていると7時過ぎの出発になった。名張の渋滞を避け山側の美杉コース。逆コースとはいえ朝の出勤時間帯は皆スピードをだしている。美杉で飛び出してきた女子生徒の自転車と危うく。急ブレーキで荷物が移動。榛原手前から西の国道に乗り換え。津風呂湖西側を抜け国道へ。この辺りで通勤時間を過ぎる。紀ノ川沿いに下りR24に乗る。無料のバイパスを少し利用する。長時間の運転で休憩がてらスーパーで買い物。

R24からR424に通行量はそれほど減らない。農業屋でトイレ休憩。峠越えは道が狭く曲がりが多く神経を使う。農家の軒先に百円のみかん陳列。下りきって龍神の標識が現れると道が良くなる。白馬道の駅で道を確かめる。三人の伯母ちゃんが応えてくれた。余り要領を得なかったが、大筋は理解できた。「トンネル手前を下る。白馬山登山口の標識はあるがその道は厳しい。峠まで行って龍神スカイライン方面への林道を辿れば登り易い道がある。」、そんな内容だった。何れにしても道の駅の案内人にしては無知の極み。

林道は舗装はされている。対向車があれば大変そうだ。一気に登ると平坦な舗装道になる。宇井峠らしい三叉路には龍神方面への標識があった。道は白馬山方面に伸びている。山腹下には会社の標識がある。道は白馬山にどんどん近づいて行く。山麓を右に捲いてどんどん登っている。どうも龍神スカイラインまで伸びているようだ。そのまま登っていくと龍神方面からの稜線に達した。白馬山がすぐ近くに見える。路脇に車を停める。ここから木材伐採の作業道が伸び入口に縄が張られている。案内板によると作業期間は過ぎているようだ。

身支度を整え出発。直ぐに作業道と分れ稜線の道に入る。自然林の落ち葉の積もった広い道になっている。作業道と並行した平坦な道を行くと開けたところがある。大きく伐採された跡や白馬山とその北峰が望まれる。1000m級の稜線で木蔭に入ると冷気を感じる。やや急な坂道になる。この辺りから冬の裸木とススキのカヤトが混じる。陽光が降り注ぐ。山頂方面は陽射しが少ないとみて西側からの稜線とピークで昼食タイム。周辺にはユッタリとした形の山が多い。持って来たオニギリを食べる。西側ルートはハッキリ分らず。が、藪が手強そう。下方からチェンソー音が聞こえる。

右に曲がり山頂に向かう。薄暗い植林帯になりその中を進む。すこしアップダウンがあるが直ぐに山頂に達する。廻りの木は切られて明るいが眺望はない。まだ伐採中なのか。有田FCの黄色い山頂標識と二等三角点がある。殆ど汗も掻かずに来たので北に見えていたピークに行ってみる。植林帯の中のルートでルートは明瞭で迷う個所はない。緩やかに下っていく。家内は石を探しながらユックリ下ってくる。最低鞍部にはテープがある。五対口方面へはこのピークは捲くルートになっているようだ。一気の登りになり汗が吹き出る。急坂を登って一息着くがピークは更に上にあった。

折角辿りついたピークだったが名前の書かれた標識は無かった。白馬山北峰ということにおくして。ひと汗掻き、これで山行らしくなった。帰りも登り返しがややキツク感じられた。明るいピークまで戻り暫し休憩。相変らずチェンソー音。

同じ道を辿る。東に伸びる白馬林道が見える。伐採跡をカメラに収め車のところに戻る。

龍神スカイラインまで行くつもりで靴は履き替えず。白馬林道は稜線を辿りながら延々と東に伸びている。全面舗装された広い道路でまさにスカイラインと呼ぶに相応しい。ピーク稼ぎは幾らでもできそうだが本日は時間がない。登ってきた白馬山をカメラに収めたいが残念ながら逆光。人影は全く感じなかったがスカイラインに近づくと伐木や道路維持作業中のユンボーも現れる。車は皆早い。30K近く林道を走らせやっとスカイラインに辿り着く。少し迷ったが右折。護摩壇タワーの駐車場に到着。出店に人はいたが11月で閉店して、開店は来年4月。閉店の作業を続けているようだ。十津川側の谷は既に影が落ち山稜が西日に染まり始めている。

家内は手ぶらで私は一応ザック担いで出発。木の階段道を登り始める。流石、標高が高いのか凍ったところや雪が彼方此方に現れる。地図板はあるが字が消えている。山頂には東屋と山頂標識がある。夕日朝日百選の銀のモニュメント。戻ると私の車のみ。山の端に日が没む。

目的地を自宅にセット。高野山に出る。ここからの下りは強いワインデインング路で非常に神経を遣う。橋本からバイパスにのりR24に出る。食事をしてやや落ち着く。R24からR165に入る。予定時間よりすこし早い帰宅となる。


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